【名前】一葉 喜一
【フリガナ】ヒトツバ キイチ
【性別】男性
【年齢】23
【現実での職業】羽加区立高校 体育教師
【容姿】身長178cm/体重68kg
一見、普通の好青年。運動をしているからだろうか。どことなく雰囲気が明るく、全体的に引き締まっているように見えるだろう。綺麗な亜麻色を帯びた髪だが、それなりに傷んでいるようで彼の髪に触れる事があっても微妙な感触しか得ないだろう。毛先はぴょんぴょんと外側にハネていて、前髪は目に掛かる程度まで伸び左に流している。私服は黒のハイネックニットに紺のロング丈のテーラードジャケット、白のカジュアルパンツ、赤×白のハイテクスニーカーを着用。学校時は動きやすい紺×白×黒のウインドブレーカー(シャカジャー)を着用している事がほとんど。
【性格】「生まれた時から"いい人"なんてこの世に存在しないよ。」他人の不幸は蜜の味。悪怯れる様子もなく他人の不幸を嗤う。彼に人としての心は無いの?と問えば「猿には理解出来ねえよ。人間サマの気持ちなんて。」とニッコリと無邪気な笑顔を顔に張り付けながら言葉を返す事だろう。こんな簡単な事もできないの?醜態ばかり曝してよく今まで生きてこれたものだよね?泣きながら"やめてほしい"と頭を下げ懇願したって「その空っぽの頭のどこに価値があるの?」と一蹴して終わる。何故こんな風に育ってしまったのか。それはもう幼い頃から過剰に天才だの神童だの持て囃され続ければ自尊心というのも膨れ上がってしまうもの。彼を知る者が彼が今教員をしていると知れば顔面蒼白になる事が目に見えるが、教員としての振る舞い方は確りとやっているようだ。生徒からそれなりの信頼を寄せられているようだが、そこに彼の情は存在しない。
【個性】身体能力は人並み。戦闘技術も職業柄必要ないので人同士の殴る蹴ると云った単純なものだけ。頭も良くまわる、飲み込みも早い。洞察力も兼ね備えていたりと基本何でも出来、何でも持ってる。然し、悪天候時はこれでもかというくらいに体調が優れなくなるらしい。かと云って彼が弱っている所を誰一人として見た事が無いと言う。悪天候時は外出を控えているのか、はたまた表面を取り繕うのが上手だからなのか。
彼は正直だ。自分の欲求に素直だ。平凡が嫌いだ。圧倒的道徳心の欠如。またどんな理由であれ彼と同様にどこか狂っている、何かが壊れている人に対する異常な執着心。お互いに良い関係を築けると思うんだよね。
【デバイス外見】左のブルートゥースイヤホン
【派閥】プラス
【特殊能力】『紫電一閃』半径25km以内の自身に当たるあらゆる攻撃を無効化し、素早いカウンター攻撃を繰り出す。攻撃を受ける寸前に自動で無敵バフが付与されている仕組みになっており、無敵バフはカウンター攻撃が完了するまでの数秒間のみ。(無敵中は赤と白の剣が彼を守るように周囲に出現するエフェクトを確認出来る)またカウンターは自動攻撃扱いで、彼の意思とは関係なく発動する。よって彼に攻撃をすれば十中八九、攻撃が返って来ると言う事。半径25km以内であれば例え意識外の攻撃であっても無効化した後、位置を明確に特定出来ると同時に一気に距離を詰めて一発分の攻撃を与えにやって来る。言い換えれば「やられた分だけやり返す」。自動攻撃のダメージは固定されており、即死級の攻撃をしたからと云って彼から即死級の自動攻撃が返ってくる訳ではない。威力は中級者向けダンジョンのラスボスをワンパンする程度。1度能力を使用すれば充電が尽きるまでカウンターは発動し続け、また1回の自動攻撃毎に7%ずつ電池を消費する。無敵バフは精神に干渉するような特殊能力には機能しない。
【ジョブレベル】狂戦士 LV99
【アバター設定】白い狼の面で顔を覆い隠し、饅頭笠を被った小柄な少女。推定身長150cm。アバターネーム『篝(かがり)』。綺麗に伸びた金の長髪を高い位置で1つにまとめている。顔全体を覆っている面のせいで素顔は今でも明らかになっていない。様々な噂が飛び交っているが、女性とも男性ともとれるようなハスキーボイスをしている。
赤×黒×彼岸花柄の袴を身に纏い、首元にファーの付いた白×赤×薄生地マントを着用。袴の下に諸籠手と指貫籠手の防具を装備している。靴はシンプルな黒×編み上げブーツ。少女が抜刀するには些か難しそうな大きさの太刀を常日頃から左手に持ち歩いており、基本的に鞘に収めたまま素殴りで闘う。(腰に脇差が帯刀されているが、こちらを使う時は追い詰められた時に使用する事がほとんどなので抜刀はする)小柄な体格を活かす機敏な動きを武器にした立ち回り方が特徴。(威力はお粗末)
見た目だけならカッコ可愛いアバターだが、残念な事にだんはく!の世界では害悪プレイヤーとして一般的に知られている。他ハッカーに対する悪質な行為を沢山やってきた愉快犯。それらの行為で何人のハッカーがリスポーン、犠牲になった事やら。また他人の窮地に手を出す時は必ず報酬として電池を要求するだろう。よって手を貸す相手はあくまでマイナス派閥の者且つ電池残量のある者のみ。それ以外は女子供でも関係無しに見殺す腐れ外道。
元々少女の周りには常に仲間がいて、和気藹々とダンジョン攻略やレベル上げに勤しみながらも楽しんでいたのだが…。念願のLv99に達した数日後くらいに突然、"中身が変わった"かの様な豹変ぶりを見せ、次第に誰も少女に近付かなくなったのだそう。少女の素性を知りたければ関わってみるのもいいが、交流を深めようとするのは得策ではない。今の少女に仲間という概念は存在しない。今の少女は一人の方が強いのだ。
【SV】『本当に死ぬワケでもないし、助けるメリットが僕には無いんだよね。……キミは僕が誰かが殺される所を見て愉しんでると思ってるの?ぶ…っ、あはは!はははは!正解!よく分かったね?!雑魚に殺されるとか哀れ過ぎてお腹がよじれちゃうよぉ、はあーあ。』
『僕達ってば幸福だよなぁ…こうして死という概念を何度だって体験できるんだから。……お前って人が死ぬ間際に見せる顔って見たことある?__すッげー、ブサイクなの。ははは。』
『…ぷっ、…んはは!いいねいいね!ちょー面白いじゃん。僕、キミみたいな奴嫌いじゃないよ。どう?これを機に友達になんて、さ。』
【はっきんぐでばいすを使う理由】少し前の出来事。担当クラスのゲーム好きの子からブルートゥースイヤホンと水晶を貰ってほしいと言われた。話を聞くにただのブルートゥースイヤホンと水晶ではないようだった。その子の表情は酷く青ざめていて、我慢できなくなってしまったのか帰り際には吐いてしまう始末。処分も考えたけれど、結局なんとなくで手を出したのが始まりだった。最初は暇潰し程度に遊ぶくらいだったが、予想を遥かに超える世界観、ゲームシステムに次第に沼り始めていった。週末はゲーム三昧もざらにあるくらいに楽しんでいたのだ。だが、過去に一度ゲーム内で死を体験した。生徒がこれを自身に貰ってほしいと相談を持ちかけた理由が今やっと理解した。確かに年頃の子供には早すぎる疑似体験だろう。正直自分だって吐きそうなくらいに胸くそ悪かった。だが、それでも感じる謎の快感はなんなんだろう。そう、自分の中で新しい扉というべきか。分からない。分からないけど。__副業として小遣い稼ぎも出来るし、なんなら死を身近に感じられる!人をたくさん手に掛けてもゲームだから罪に問われない!なんてスリル満点な人生なんだ!だんはくって最高!
【レストエリア】小さな公園の個室トイレ。彼が決めたんじゃない、前の持ち主が決めたんだ。もうちょいマシな場所は幾らでもあったでしょ。